日本財団 図書館


 

SIT)(1996年5月にIMO/MSC66で発表)プログラムである。このプログラムは船籍国及び港湾当局の自国及び国際規則への準拠を改善し、タイムリーな業務執行を助長するために使用することのできる技術を開発する目的で策定された。

ISITプラットフォーム証明プログラムは船上のデータのユーザーが安全性、環境上及び経済的問題についての要求を統合するアプリケーションを構築し得る基礎を設定することを目的としている。これは多数の検閲当局の必要に応じ必ず船舶/沿岸全景を見せる。これらの「検閲者」が船に電子的に問合せする手段が必要で、これにより直接アクセスができ、検査航跡の信頼性が高まり、追跡が容易になる。

「データ」は航行、船荷及び機械制御システムの領域に存在し、現在陸上を基地とするの管理では入手できない。新式のデジタル通信技術はこのデータの搬送を実行でき費用も妥当である。「データ」には一般に「入港通告」で分かるものに加え、より複雑な情報、例えば船の証明書の内容、検査歴、ISMへの非準拠及び船上機器の保守状態などが含まれる。

 

付属書一覧表

付属書1:スエーデン提出の自動調整時分割マルチアクセス使用の船搭載自動識別システム(かつての文書8C/INFO 1−E)

付属書2:南ア提出の時分割多重アクセス使用の船上自動識別」システム

付属書3:ITU−R勧告M.493及びM.825の変形使用による自動船舶識別;IMOのITU作業班8Bへの連絡文書の付録2

付属書4:海上VHFユーザーの要求する機能へのTETRAによる写像(英国)

付属書5:英国提出のTRACS 2000の説明文書

付属書6:放送技術使用の船上自動識別システム;IMOのITU作業班8Bへの連絡文書付録1

 

本文献は下記の文書の全訳である。

 

SHIP-TO-SHIP AND VTS TRANSPONDER SYSTEMS

INFORMATION MANAGEMENT FOR SHIPS

ITU-R SG-8 Document 8C/TEMP/21(Rev.1)-E

5 November 1996

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION